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RAID5構成のデータ復旧について

単独で稼働しているパソコンはハードディスクが壊れると大ダメージを受ける事になります。

ハードディスクに保存されている情報が失われてしまうからです。

別の記憶媒体へ情報を手動でコピーすればリスクを下げる事は出来ますが、パソコンのデータは様々な場所へ書き込まれるため作業によって生じたデータを全て複製するのは難しいと言えます。

そのため、自動的にデータバックアップが行われる仕組みが待ち望まれていたのです。


リスクを解消したのはカリフォルニア大学の権威による論文でした。

その論文を元にRAID構成と呼ばれる技術が確立されたのです。

RAID構成は複数のタイプが存在しており、パソコンの用途に応じて使い分けられています。

つまりどの用途も実用性が高いと認められているという事です。

その中でも特に人気なのはRAID5構成だと言われています。



■RAID5構成について

RAID5構成は3台以上のハードディスクを準備する事によって実現出来る技術です。

パソコンのハードディスクはデータの書き込みが頻繁に行われます。

単独の場合にはハードディスクの書き込み先が一つしか存在しません。

しかしRAID5構成で接続されているハードディスクは最低でも3台存在しており、複数のハードディスクへ情報の入力が行われます。


保存される情報は異なるため結果的に1台が壊れても、失われるデータは3分の1程度なのです。

それに加えてデータ復旧させるためのパリティと呼ばれる要素が書き込まれます。

パリティが存在している限り完全なデータ復旧を実現する事が出来るため、1台のハードディスクが壊れても安心なのです。


ただしハードディスクの運用する容量は多めにした方が良いと言われています。

パリティを保存するための記憶領域が必要になるからです。

パリティはハードディスクの数が増える事によって、1台の記憶媒体が負う負担を軽減する事が出来ます。

よって運用に必要な最低台数を意識する余り、使用出来る記憶領域への配慮が欠ける事には注意が必要です。


■RAID5構成の欠点

しかしRAID5構成で複数のハードディスクを用いても、2台以上の記憶媒体が壊れると復旧が不可能になります。

そのためデータ復旧を速やかに完了させる必要があるのです。

RAID5構成に安心してデータ復旧のタイミングを遅らせると、ハードディスクの故障が発生してしまう事があります。


ハードディスクは経年劣化によって壊れる精密機械であるため、絶対に動作し続けるという保証は無いのです。

その問題を回避するためにはハードディスクの故障が発生した時の対応マニュアルを準備しておき、早急な解決を目指すのが理想的だと言えます。


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